オイリー|肌の質感の悩み|教えて看護婦さん美容医療の教科書

オイリー肌

脂性は皮脂の分泌が高まってしまう原因によって解決方法が異なります。
女性の場合は保湿が少ないと逆に皮脂分泌が高まってしまうケースが散見されます。
男性の場合も同様ですが、男性ホルモンの影響が関係するケースがあります。

オイリーだけど、手っ取り早く改善したい

実は皮脂の分泌を減らす便利なお薬はありますが、軽微なものであれば保湿をしていくことで改善する場合があります。
セラミドなど天然保湿成分が表皮から生産されますが、保湿成分の維持を目的にしているのが皮脂になると言えます。
オイリーだから保湿はいらないというわけでは無いとされています。ただ、時間がかかるのと効果が目に見えて出るかという面では弱いと思われます。

手っ取り早く改善するには、皮脂の分泌を抑える内服があります。海外においてはニキビの治療薬としてメジャーなロアキュテインは内服するだけでオイリーさとは無縁になり、最強のニキビ治療薬としてニキビ改善が期待できます。
ただし、もともとニキビの治療薬ですから、オイリーなだけで飲むのは強すぎともいえます。
オイリーな症状があり同時にニキビも治したい人にオススメという位置づけになります。

ストレスでもひどくなるの?

男性ホルモンの多い傾向にあると、皮脂分泌がより強くなりますが、ストレスが多いと女性も男性ホルモンを生産する傾向が強くなるとされています。
このため、過大なストレスを避けて、夜更かしや過労などを防ぐことも一つの方法になります。
低容量ピルの内服で改善するケースもあり、皮脂分泌がホルモンにも影響されている事を再確認する事もあります。
ただ、体毛が濃いなどの症状があり、同時にニキビがひどいなどの場合は、婦人科系の疾患があるケースも散見されますので、まずは婦人科受診をすすめる場合もあります。

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